卵巣機能不全の方、早期閉経の方、卵巣ガンで卵巣を摘出された方など
不妊症に悩むご夫婦に卵子提供者(ドナー)として卵子を提供することです。
卵子の提供を望むご夫婦は、次の様な理由から自らの生殖細胞で家族を持つ夢を諦めざるを得ませんでした。
加齢等による卵巣機能の低下
自己卵子による体外受精で複数回の不成功
早発閉経症
自然閉経
卵巣がんで卵巣を摘出された方
卵母細胞数の減少
昨今、女性の社会的な地位の変化に伴う晩婚晩産化、様々な病気などの事情によりご自身での妊娠が叶いませんでした。
しかし、医療技術の向上から、このようなご夫婦も赤ちゃんを授かることが可能になりました。
それが卵子ドナーによる卵子の提供です。
卵子ドナーは、赤ちゃんと共に幸せな家庭を築き、幸せな生活を送りたいという切実な想いを持つご夫婦の救世主です。
長年にわたり不妊に悩み、愛する我が子を授かることを諦めていたご夫婦に、再び、赤ちゃんを抱き、温かで幸せな家庭を築く希望を叶えさせる事が出来るのは、ドナーなのです。
●20歳~34歳の健康な方
●喫煙されない方
●感染症(性病を含む)・遺伝疾患を持たない方
●薬物・アルコール等の依存症でない方
●精神安定剤の服用をしていない方
今まで妊娠または出産された方や
卵子ドナーを経験された方は歓迎です!
※ご夫婦から選ばれた時点で、国内のクリニックで身体検査を受けて頂きます。
MONDOMEDICALが、卵子ドナーさんへお支払いする謝礼金は、条件(卵子ドナー経験者、学歴など)によって変わります。卵子ドナー期間中の労力とご献身、また、通常生活の保護等を考慮致しまして、60~100万円程度に設定しております。
なお、一度でも卵子ドナーを経験された方やお仕事をしていて休業を余儀なくされる場合は優遇される制度を設けております。
謝礼金は妊娠の有無にかかわらず、採卵後、速やかにお支払い致します。
万が一、医師の判断により、採卵がキャンセルになった場合でも、卵子ドナー期間中の労力に対する費用を日割り計算してお支払い致します。
MONDOMEDICALは、米国カリフォルニア州を中心に、ハワイ、モスクワ、ラオスなどのクリニックと提携していますが、ご夫婦が治療を行う国によってドナーさんが滞在していただく国が異なります。
現地までの交通費とご宿泊費は、全てMONDOMEDICALが負担いたしますのでご安心下さい。
お申し込み
WEBサイト「卵子ドナーの登録」から、お申し込みフォームのご記入とご自身のお写真(2~3枚程度)、身分証明書等をご提出頂きます。
ドナー登録
MONDOMEDICALのスタッフと電話・LINE等で卵子ドナーボランテイアについてご案内し、ご質問へ回答します。
連絡待ち
卵子提供を望まれるご夫婦から選ばれた際はMONDOMEDICALからご連絡致します。ご登録からドナーに選ばれるまでの日数は、1日のときもあれば数ヶ月かかることもあります。
同意書の記入
ご夫婦から選ばれた卵子ドナーの方とMONDOMEDICALとの間で同意書を結びます。同意書の内容は事前に確認していただきます。
メディカルチェック
卵子ドナーの方が卵子提供に適しているかを検査します。医療機関にて血液検査等を受けて頂きます。
渡航
アメリカ・ヨーロッパ・アジアへ最短5日〜最長2週間程度ほど滞在して頂き現地クリニックに数回通院して頂きます。
おクスリの服用等
経口避妊薬(ピル)服用の後、採卵に向けてホルモン剤の注射を打ち始めます。採卵に至るまでの間は、現地クリニックに数回通院して頂きます。
採卵
採卵は麻酔をして行い15~20分ほどで終了します。
協力金の受取り
採卵にご協力してくださった協力金として、帰国後に協力金をお受け取りください。
弊社が提携する
医療機関は下記の国にございます。
サンフランシスコ
アメリカ人の間でも住みたい町ランキングで上位に輝いており、美しい景観を持つ街。年間を通して気温差が少なく、夏涼しく冬温かい!また西と東の様々な文化を吸収してきた港町です。
ロサンゼルス
ハリウッドだと映画の都、ビバリーヒルズでは高級ブランドショップや高級住宅地、またはカリフォルニアで一番有名なビーチであるサンタモニカ、さんさんと輝く太陽の下に存在する町です。
ハワイ
温暖な機構に恵まれた保養地として世界的に知られ、とくにオアフ島ワイキキは、純白のビーチとモダンなショッピングセンターが至近距離にある希有なリゾートとして年中にぎわっています。
モスクワ
チャイコフスキー国際コンクールやモスクワ国際映画祭、モスクワ・マラソンなどが毎年行われています。この都市はクレムリンと赤の広場を中心に町が形成されており、見所の多くはモスクワ中心部に集中しています。
ラオス
高度経済発展を遂げたアジアの大都市とは違い、ゆっくりと流れる時間とのんびり暮らす人々が魅力的な街です。「タートルアン」という寺院は、ラオスの首都ビエンチャンを代表する観光名所です。
お客様との密な
連絡体制
お問合せの段階から、卵子ドナーと密に連絡を取ることを心がけており、少しでも卵子ドナーの不安を拭い去ることができれば考えております。連絡方法も電話、メールほかSNS等を活用することで少しでも、卵子ドナーの生活スタイルにあわせて、リアルタイムに連絡を取る体制を整えています。
対応の柔軟さ
卵子ドナーに選ばれてから、採卵に至までサポート致します。不安・心配ごとがある際はLINE等へ連絡を頂ければ、リアルタイムで対応できる体制を整えていますので安心して卵子ドナーボランティアへ参加する事ができると考えています。
豊富な不妊治療の
知識
日本産科婦人科学会等、生殖医療に関係する学会等の学術総会への参加、論文等を読む事で最新の生殖医療に関する情報収集を行い知見を深める努力をしております。
国内医療機関の
バックアップ体制
全国各所にてサポートクリニックをご案内することができますので、安心して治療に専念して頂ける環境を提供いたします。
提携クリニック多数
私たちが得意としている現地リサーチや分析ノウハウを活用して、世界中のクリニックを対象に医療技術に優れ、安心かつ安全なクリニックを抽出しております。
日本で検査を行う際、検査代は支払われるのでしょうか。
MONDOMEDICALの提携するクリニックで検査を行って頂きますが、弊社が全ての検査費用を負担いたします。
交通費やホテル代、飛行機代はでるのでしょうか。
国内の一部の交通費、渡航先での交通費、ホテル代、飛行機代はすべてMONDOMEDICALが負担させていただきます。
現地でトラブルにあうのが心配です。
卵子ドナーの皆様が滞在するエリアは、MONDOMEDICALの現地スタッフの情報をもとに安全性を確認しているエリアですのでご安心ください。また、渡航される前に必ず海外保険に入って頂いております。
排卵時にはどのようにして卵子を取るのでしょうか。
採卵の際には、経膣超音波で見ながら、細い針を膣から卵胞に入れ吸引して卵子を採ります。軽い全身麻酔を行いますので、痛みは感じません。手術は10~15分程度で終わり、入院の必要はありません。(採卵は10~15分程度で終わりますが、麻酔が覚めるまで2~3時間は安静にして頂きます)
女性は通常いくつの卵子を持っていますか。
卵子を育てる袋(卵胞)には、もととなる原始卵胞というものがあります。女性は、生まれる時にはこの原始卵胞を卵巣に約200万個蓄えています。そして、生まれてから月経のはじまる思春期頃には、約170万個から180万個が自然に消滅し、思春期・生殖年齢の頃には約20~30万個まで減少します。それでもまだ減少は止まる事はありません。その後も一回の月経の周期に約1000個が減少しており、1日にすると30~40個が減り続けているとされています。原始卵胞は、まるで砂時計のように刻一刻と落ちていき、なくなっていくのです。
多くの卵子が取れた場合、閉経が早まりるのでしょうか。
生まれる時の約200万個という数も、思春期には約20~30万個へと減少し、その後は1ヵ月に約1000個の原始卵胞がなくなっています。このことから、現在の年齢からある程度の原始卵胞の想定数が計算できます。しかし、これは学術的にいわれている事で、ご自身の原始卵胞の数が本当はいくつあるのか、正確な数字を知る事ができません。
卵巣刺激中にセックスはできるのでしょうか。
感染症を防ぐため、セックスは禁止されております。
依頼者(ご夫婦)に会うことができるのでしょうか。
卵子ドナーは依頼者ご夫婦に会うことはありません。
排卵を誘発すると体にリスクはありますか?
医療行為ですので、たとえばOHSS(卵巣過剰刺激症候群)等を発症される方もおられます。卵子ドナーご依頼の際には、リスクについて詳しくご説明させていただきます。
卵子は年をとる?!卵子と精子の違い
卵子と精子の違いには、数と年齢があります。女性の持つ、卵子のもととなる原始卵胞は、数を増やす事ができません。その為、もともとある原始卵胞を使い切ってしまったら、もう卵子をつくる事ができなくなります。それにくらべて、男性の精子は、精子のもととなる細胞を増やす事ができ、何歳になっても精子をつくることができます。原始卵胞は生まれた時にはすでに卵巣の中にあります。つまり、原始卵胞はご自身の年齢と同じだけ年を重ねており、どんなに見た目が若くても、卵子の年齢はご自身の年齢と同じになります。