卵子ドナー体験談:2回目の採卵を終えて

2回目の採卵を終えた卵子ドナーさんから体験談をいただきましたので、ご紹介させていただきます。今後、ドナー登録を希望されている方、これから採卵される方など、是非、ご一読いただければと考えております。

卵子ドナーを知ったキッカケ

Twitterで卵子ドナーを題材にした映画の情報が流れてきて、それまで卵子ドナーを聞いた事もなかったので何だろう?と思いググったのがキッカケです。

卵子ドナー登録した理由

不妊治療=大変そう。といった漠然としたイメージはあったのですが実際自分がした事が無く、細かい知識としては無かったのですが、卵子ドナーについてググったことをキッカケに、様々な情報を見て、望む方がいて、それを自分が提供出来る状況にあるのであればやってみようかなと思ったからです。

年齢や持病、お仕事や家庭の状況的に病院に通えるかなど様々な条件があり、協力したくても出来ない方も居る中で、たまたま私は全てクリア出来ていたので、献血などと同じように出来る人が力になれば良いのでは、と思ったからです。

卵子ドナーとして選ばれた感想

おそらく複数いらっしゃるドナーさんの中で写真の雰囲気や、プロフィールの内容などで自分を気に入って下さり選んで下さったこと、率直に嬉しかったです。

採卵に向けての準備について

多少の緊張感は常にありました。やはり自分が体調を崩してしまったり、投薬などを間違えてしまえばせっかく期待を持って待って下さってるレシピエント様を落胆させてしまうのではと思ったからです。

ただ自己注射の針は髪の毛レベルで短く細いので、恐怖感などは無く、血も出ませんし、痛みもほぼゼロ、私は眉毛抜く方が痛いです(笑)

また細かい疑問はLINEで質問すればすぐに答えて下さるのでその辺りの不安はありませんでした。

私は採卵前のお腹の張りなどもそこまで気にならず普通の日常生活を送っていたので大変さは感じませんでした。

採卵の感想

当日はお手洗いや、術着への着替えを済ませて、点滴を入れ、手術室に入り、麻酔を入れ開始という流れでした。

最初少し麻酔の効きが弱くイテテ、、となったのですがそこから多分量を増やしてくれてその先は寝てる間に終わっていた感じです。意識戻ってすぐは結構お腹が痛かったのですが、ナースの方をボタンですぐ呼べるので、呼んで痛み止めの坐薬を入れてもらいました。

入れてから30ほどたつと痛みも治まりました。

ただ痛みを感じなくなると、麻酔をする為朝から飲まず食わずのためお腹の空きをすごく感じました。すると看護師さんが軽食のお菓子と水や紅茶を持ってきてくれて空腹感も落ち着き、やはり人間食べると元気になるもので(笑)

食べ終わった頃にはだいぶ回復していました!

採卵は2回目なのですが、1回目(他社)に比べ術後すぐから翌日などのお腹の張りがほとんど無くビックリしています。

1回目は術後3日位は張りすぎて歩く振動などで少し痛いのでゆっくりしか歩けなかったりでした(笑)

今回は張りを軽減する飲み薬など出して頂いていたのでその影響かと思いますが、クリニックによって投薬のやり方が多分違うので、きちんと薬をもらえるクリニックで良かったなと思いました。

今後の卵子ドナーへ登録する方へのメッセージ

痛みの感じ方や、副作用などは人それぞれなので一概にやった方がいい!と強制する事は出来ませんが、もし様々な条件をクリアしてドナーになれる方であれば一度挑戦してみるのもありかなと思います。

検査や採卵準備をしていくなかで、自分の体(女性の体)についても詳しく知る事が出来ます。
今は健康でも将来病気や事故で、もしかしたら自分が提供を受ける側になる可能性もあります。

なので最初は緊張しますが、助け合いだと思って一歩踏み出してみるのも良いかもしれません^ ^

私は今回2回目ですが、全て終わった後でも可能な限りの上限の数までご協力したいという気持ちです。

 

卵⼦ドナーは不妊治療を行うご夫婦が⼼の底から切望する⾚ちゃんを授かるために、とても重要な役割を担っており、⽇本の少⼦化対策にもつながる社会貢献的なボランティアだと考えております。

多くの皆様に卵子ドナーボランティア(https://world-donor.com)への登録へご協力をお願い致します。
ご登録にあたり、ご質問などございましたら、お気軽にお問合せ下さい。

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