アジア

ラオス

中国の南に位置する永世中立国・ラオスはASEAN加盟10カ国中唯一の内陸国です。面積はおよそ日本の約63%程度(日本の本州と同程度)で、国土の約70%が高原や山岳地帯という地域。首都はヴィエンチャンを中心に人口約691万人を数えます。

ラオスは、未だに日本からの直行便が設定されていない数少ない国のひとつ。そのため、ラオスに行くためには必ずどこかの都市を中継し経由便を利用することになります。いったんバンコクに入ってから飛行機でラオスに移動するバンコクルートが一般的ですが、タイから列車やバスで入国することも一応は可能です。

ラオスの気候は大きく暑季・雨期・乾期の3つの季節に明確に分けることができます。モンスーンの影響により1年の気候は比較的温暖で夏服さえあれば1年中過ごすことができますが、暑季(3~5月)は日中は35℃近くまで気温が上がるため日除け対策は必須です。

雨季(6~10月)になるとスコールが降るようになって最高気温は少し下がりますが、それでも30度を割り込むことは稀です。そのため、渡航は朝晩が涼しくとても過ごしやすい乾季(11~2月)がおすすめです。

ラオスは一言で表すと「すごいものはないけど、すごくいいところ」と言われていて、前述の通り基本的にはどこまで行っても山林や森が広がる自然がいっぱいの国です。

どこか昔の日本のような心地よさを感じる落ち着いた空気感で、隣国のタイやベトナム、カンボジアなどにあるような喧騒とは無縁の世界が広がっています。

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