卵子ドナーの謝礼・協力金について

卵子ドナーとしてご協力して頂いた方への協力金(報酬)についてご案内いたします。

報酬・協力金について

私たちモンドメディカルは、様々な要因から奥様⾃⾝の卵⼦では⼦供を授かることができなかったご夫婦に卵⼦ドナーの卵⼦を提供してくださった謝礼として60万円から80万円の報酬をお渡ししております。

この謝礼金は卵子ドナーとしてご夫婦から正式に選ばれ、採卵を終えるまでの期間、自己注射や薬剤等の服用、診察及び検査に対する労力と海外に約2週間、滞在して通院する事に伴う、お仕事の休業等へのご献進に対する報酬という位置付けです。

具体的には次に列記する事への謝礼となります。

  • ご夫婦から卵子ドナーとして提供を依頼されてから、血液検査(ホルモン値や感染病等)、卵胞の数、心理カウンセリング等、ドナーとしての適性を判断するための検査を受けていただく必要があります。この検査は生理周期との関係、医療機関の検査可能日時に左右される事から、必要に応じてお仕事や学校の調整を依頼します。
  • 海外(アメリカ、ロシア、ウクライナ等)で採卵を行うため、ピルを服用して生理開始日を調整致します。普段からピルを服用していない方も必要に応じて服用して頂きます。
  • 海外に約2週間滞在して頂く事となりますが、現地では規則正しい生活を心掛けて頂き、バランスの取れた食事や睡眠時間にも十分留意し、生活していただきます。
  • 採卵の準備期間中、1週間ほど自己注射や内服薬など、日々決められた時間にご対応していただく事となります。これは採卵に向けて卵胞を育てる重要な過程となる事から投薬を失念しないよう、投薬スケジュールを普段の生活に反映していただきます。
  • 現地での生活費(宿泊費は除く)も含まれます。

なお、謝礼金は依頼者夫婦の妊娠の有無にかかわらず、採卵が終わり次第、書類手続きを経て、すみやかにお支払い致します。

万が一、卵子ドナーの体調が優れない又は採卵個数が目標とする個数に満たない等、現地クリニックの医師の判断により採卵を中断する事もゼロではありません。このような状況でも、本ボランティアへの献身や労力に対する費用を日割り計算して協力金としてお支払い致します。

提供に掛かる費用負担について

本ボランティアを行う上で掛かる費用のうちモンドメディカルは次の費用を負担いたします。 

  1. 国内で行う各種検査費用
  2. 本ボランティアに関わる必要な交通費用
  3. 海外への往復の航空チケット費用
  4. 海外ホテルでの宿泊費用
  5. 海外滞在期間中の喫食費用
  6. 海外医療機関での採卵に関わる費用(診察、検査、薬剤等)

卵子ドナー報酬の支払いにおける補足事項

弊社ではやむを得ない理由により、採卵がキャンセルになった時でも卵子ドナーへの身体的な負担や労力に対して協力金をお支払いしてります。

基本的には検査、診察、投薬等、本ボランティアにて対応して頂いた日数と日当を掛け合わせた費用を個々のケースで算出してお支払いさせていただいております。

 

 報酬金受け取りの流れ

卵子ドナーボランティアの流れを4つのフェーズに分けてご案内いたします。

フェーズ1:ドナー決定、適正検査

  • 依頼者ご夫婦から選ばれた後、私生活、仕事や学業などの状況を踏まえて卵子の提供が可能か否か、協力の意思を確認いたします。
  • 海外医療機関の指示に基づき、適性検査等を国内の医療機関で行っていただきます。

フェーズ2:海外渡航準備

  • 適正検査の結果を海外医療機関の医師が確認し『適正あり』と判断された後、海外渡航のスケジュールを調整いたします。
  • 弊社及び海外医療機関との契約書および同意書等をご確認して頂いた上で各書類に署名していただきます。すべての書類は日本語ですのでご安心ください。

フェーズ3:採卵準備・採卵

  • 海外医療機関の指示に基づきピルを服用して頂き、生理開始日を調整いたします。
  • 弊社にて海外渡航の準備(航空チケット、ホテル、現地での送迎・通訳など)を行います。
  • 生理3日目から1週間ほど自己注射や薬剤を服用していただきます。
  • 一部の検査(超音波検査、血液検査など)は国内で行います。
  • 渡航後、現地の医療機関にて診察を行い、卵胞の数を確認した上で生理から約2週間後に採卵を行います。
  • 採卵は全身麻酔にて処置が行われます。

フェーズ4:書類手続き・謝礼金のお支払い

  • 採卵が終わり日本へ帰国後、交通費等を確認して精算いたします。
  • 上記確認後、謝礼金をお支払いするための書類にサインして頂ければ、速やかに報酬を銀行送金にてお支払いいたします。

 

卵子ドナーで報酬金を受け取られる方の例

弊社に卵子ドナーの登録を行い、実際に卵子を提供された方の属性は次の通りです。

  • 学業に専念するため、数日で謝礼が出ることから登録をされる学生の方
  • 働きながら登録をされる会社員の方
  • 身近に不妊治療に悩まれる方がいたことから興味を持った方
  • ボランティア活動に積極的な方
  • 既に子供がいて、子供から与えられる幸福を共有したい方

登録者の最も多い年齢層は25-29歳です。

大半の方が社会人という事もあり、有給・長期休暇をうまく調節しながら対応していただいております。現役大学生の方は、夏休みと春休み等の長期休暇を活用していただいております。

 実際に卵子ドナーを体験された方の登録理由は次の通りです。

  • 友人の勧めです。自分では妊娠の希望が当時なかった事と少しでも困っている方の力になりたいと思ったからです。また報酬が良かった事も登録を決断した理由の1つです。
  • 子供を望んでいる方のお手伝いができればと思い登録しました。
  • 国際ニュースを読んでいる時に卵子ドナーの記事を読んだのがきっかけです。ボランティア活動などが好きで学生の頃は積極的に参加していました。また海外旅行も好きだったのがきっかけです。
  • 過去にドナーを経験させて頂きました。人のためになる事と自身の生活や学費のサポートになるところに惹かれました。
  • 大学の学費を支払うために高額報酬のアルバイトを探していました。
  • 長年、常日頃から社会貢献のためになにか個人的に明確な行動ができないかとその機会を模索しておりました。今回もまた誰かの・何らかの役に立てれば幸いと思い再びドナー登録を希望させていただきました。
  • 自然に過ごしていても卵子は減少していくことや、将来母親になりたいと思った時の事を考えた時、卵子ドナーという形で同じ女性や命の誕生をサポート出来ればと提供に興味を持ちました。
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