ヨーロッパ
ロシア モスクワ
ロシア連邦の首都であるモスクワは、ロシア中西部、モスクワ川中流の川辺に位置しており、人口約1,232万人、面積は約994㎢、とても大きな都市です。日本からは直行便で行けば約10時間。日本から最も近い場所に位置するヨーロッパの都市ともいえます。
12世紀にユーリー・ドルゴルーキー大公がモスクワ川左岸に木造の城塞「クレムリン」を建築したのが始まり。モスクワ公国の都、帝政ロシア、ソ連の首都を経て、現在はロシア連邦の政治・経済・文化の中心地として発展を続けています。1980年に第22回オリンピックを開催。
チャイコフスキー国際コンクールやモスクワ国際映画祭、モスクワ・マラソンなどが毎年行われています。この都市はクレムリンと赤の広場を中心に町が形成されており、見所の多くはモスクワ中心部に集中しています。
気候は、国土の大部分は寒冷な気候で、短く冷涼な夏と、長く続く厳寒の冬が特徴です。夏と冬の気温差は30~75℃に及びヨーロッパ・ロシアの1~2月の平均気温は-10℃前後ですが、シベリアでは-20~-35℃で、内陸部は-50℃以下になるところもあります。
スペイン バルセロナ
世界屈指の観光都市で毎年多くの観光客が訪れるバルセロナ。サグラダファミリアが特に有名ですが、それ以外にもグルメ、スポーツ、アート、ファッションと様々な角度から旅行者を魅了してやみません。 スペイン中央部にあるマドリッドがどちらかというと保守的なのに対して、フランスと国境を接し、また地中海を隔ててイタリアとも近いカタルーニャ地方は、昔から新しい時代の流れを受け入れてきた。バルセロナはそんなカタルーニャ地方の中心都市。 スペインの代名詞ともなっている闘牛やフラメンコも、この町には無縁の存在。
バルセロナではカタラン語(カタルーニャ地方の独自の言葉)とスペイン語が公用語です。電車のアナウンスなどはカタラン語・スペイン語・英語でされることが多いです。道に迷うなど、困ったときは年齢の若い人に聞くと比較的英語が通じる可能性が高いです。
日本から来る場合、物価は為替レートにかなり左右されるのですが、近年バルセロナはかなり物価が上がってきています。
- 2Lコカ・コーラペットボトル=1ユーロ
- ミネラルウォーター(スーパー、500ml)= 1ユーロ
- カフェでコーヒー一杯=2ユーロ
バルセロナの気候は四季がはっきりしていて、日本と似ています。違うところは湿気が低いことと、雨があまり降らない。夏は気温はかなり上がりますが(35度前後)湿気が日本に比べて少いのでずっと過ごしやすいです。冬は日本ほど気温も下がらず、最低気温は10度前後です。
ここ数年、季節の変わり目にあたる時期は、気温が極端に上がったり下がったりする日が続いたりすることが多いです。春(4月から5月にかけて)と秋(9月半ばから10月)は、日中太陽が出ている時間帯はぽかぽかとあたたかいのですが、朝晩はかなり冷え込むこともあります。
バルセロナ市内の公共の交通としては主にメトロ(地下鉄)とバスがあります。 バスは、メトロが停まらない場所まで行き渡っているので便利です。
バルセロナ自体そんなに大きな街ではないので、基本的にメトロと徒歩でだいたいの場所はたどり着けます。ちなみにメトロ・バスともにチケットは共通で使えます。
観光ポイントのピカソ美術館やサグラダ・ファミリアなどは、港を中心に半円状に広がる市街地に点在している。
スペインの習慣 として世界的に有名なのがシエスタです。では、実際に昼寝しているのかと言うと、農業しか無いような田舎ならともかくバルセロナでシエスタの時間に昼寝している人はいません。ただし、お昼休みは通常3時間近くあり、じゃあその間何をするかと言うと、ゆっくりランチを食べた後は、ただただお喋りに興じるのがスペイン流。